お金を借りた以上は、必ず返済予定日までに全額返さなければなりません。
それは当然ですよね。
公的事業ローンは、金利が低く、中小企業や女性事業者には大変有利ですが、非常に審査が厳しいです。
やむを得ず高金利な民営の事業ローンを頼る場合は、返済計画を念入りに検討して、無理のない形での利用をしましょう。
以下、さまざまな返済方式をあげておきます。
お申し込みの金融機関に確認をしてください。
ただし、事業ローンを利用する前に、自己資金がいくらあるか、財産の棚卸をしておいた方が無難です。
民間の場合は特に、自己資金が充分にあって、返済能力があるかないかを厳格に審査されます。
ちなみに親族の援助は、借金とみなされる場合があるので、「見せる」目的の口座整理をするよりも、事業計画や収支計画を十分に練って、出資者に安心感を与えるようにすることの方が重要です。
事業ローンはあくまでも自己資金の補助なのだということをお忘れなく。
・元金自由返済(自由返済)
利息の返済予定日だけを決めて最低金額を支払う。元金は好きな時に返済。
・元金一括返済
文字通り、一度に残額を全部返済する方法ですね
・元金均等返済
月々の元金返済額を設定、利息は、毎月の借入残高ごとに計算をして返済する方式。
月々の利息額と元金の支払額が毎月減ってゆきます。
・元利均等返済
月々の返済額を設定、利息と元金の割合だけが変動します。
前半は高金利でスタートして、後半は、逆に元金の割合のほうが大きくなっていきます。
-元金定額リボルビング
月々の返済額を設定、利息は、月々の借入残高ごとに計算して、月極の分割払いをする。
-元利定額リボルビング
月々の返済額を設定、支払額から月々の元金残高分の利息を差し引いて返済していく。
-元金定率リボルビング
借入金額の残高に対して、借入総額に最初に設定した利率から算出された金額に1ヶ月分の利息をプラスして、支払います。
-残高スライドリボルビング方式
借入金額の残高によって、月々の返済額がかわります。
-残高スライド元利定額リボルビング方式
借入金額の残高に対しての月々の利息を含む支払額が変わります。
-残高スライド元金定額リボルビング方式
借入金額の残高に対しての利息を除いた月々の支払い額が変わってきます。
-残高スライド元利定率リボルビング方式
借入金額の残高に対しての最初に設定した利率が変わってきます。