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設備投資と事業ローン

事業ローンといった場合は、設備投資と運転資金の両方から融資してもらえることが一般的ですが、逆に事業を縮小するための事業ローンというのもあるのです。

「国金」(日本政策金融公庫)では、中小企業事業者に対しては大変有利な条件で、設備投資として低金利で貸付をやっています。

一部以前の記事とかさなる部分もありますが、ずいぶん前なので、改めてまとめて紹介しておきましょう。

これから事業ローンを利用しようと検討している事業主様はぜひ参考にしてください。

◎事業スリム化資金

使い道・・・事業縮小のための事業ローン制度

(1) リストラに伴う社員の退職金に充てるための資金

(2) 仕入先との取引を縮小するための買掛金決済資金

(3) 工場の一部を閉鎖するための解体費用

(4) 店舗の規模を縮小する際の移転に伴う入居資金、内装工事費など

◎事業ローンの種類

普通貸付(国の事業ローン)・・・運転資金・設備資金共に4800万円以内貸し付け。

運転資金の場合は通常5年以内(据え置き1年以内)、設備資金の場合は10年以内の返済(据え置き2年以内)。
生活衛生貸し付け

一般貸し付け(飲食関係、理美容関連、公衆興行関係)・・・設備資金のみで7200万円以内。

13年以内(据え置きは1年以内・大衆浴場などは30年以内)返済。

振興事業貸し付け(振興計画の認定を受けた生活衛生同業組合の組合員)・・・設備資金は1億5千万~7億2千万以内で18年以内(据え置き2年以内)返済、運転資金は5700万円以内の貸し付けで7年以内(据え置きは1年以内)返済 

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