設備の入れ替えなどの場合は、設備資金融資をで対応するのが一般的な考え方ですが、
設備資金の融資で、設備の入れ替えをするほかにも、リース契約を利用すという方法があります。
既に設備資金の融資を受けていて、まだ編先がたくさん残っていて、新たな設備資金融資を受けるのが困難に場合などに考えるべき方法です。
リースにした場合、資金的な取り扱いとしては、金融機関から借入して、毎月リース金額が返済しているのと同じような取扱いになります。
銀行から融資を受けるよりも手続きも簡易なので、選択肢の一つとして考えていいと思います。
ただし、リースも必ずしも利点ばかりではなくデメリットも存在しますので、メリットと、デメリットを比較して、その会社にとって、どららがよいのかよく検討してからにしなければなりません。
リースのデメリット
- リースの場合の総支払額は購入した場合の金額よりかなり高い。
- 中途解約ができないので月賦払いとリスクは変わらない。
- 所有権がリース会社にあり、自社の所有にはならないのが普通。
- リース期間が終わっても、そのまま利用するには再リースの支払いが必要。
リースのメリット
- 資金調達と同じような効果があり金融機関以外の資金調達方法とできる。
- 融資の審査よりもリース契約の審査の方が簡単で通りやすい。
- リースは設定時に総支払額が出るので金利の変動を受けない。
- 法定耐用年数よりもリースの期間を短くできるので、原価償却より早い。
これらのことをよく検討して利用すべきですね。
一番気になるのは、融資を受けた場合の利息よりも、リースの支払額が高くなるのが普通で、その差額がどれくらいあるかわ考えましょう。