起業するには、もちろん開業資金が多少なりとも必要になるのは仕方のないところです。
ビジネスによっては、かなりの資金が必要で、事業ローンを組まなければとても開業資金が作れないようなものももちろんあるでしょう。
しかし、大口の事業ローンを組むほど、返済に追われて、事業が継続するのが困難になることも多々ありますし、返済のために、赤字でもやめる訳にはいかないというようなこともでできます。
できるだけそのような事にならないように、自己資金を用意する事がやはり望ましいのです。
公的な事業資金融資の場合、多くは、自己資金の額までを融資してくれるというものがおおいので、開業資金を割り出したら、その半分を目標に自己資金をためるといいでしょう。
その額がとても数年かけても貯められないようなものならば、ビジネスプラン自体をもう一度練り直してもいいかもしれません。
地方自治体の創業資金融資でも自己資金の5倍ぐらいまでの融資限度額を儲けているところもありますが、やはりそこまで事業ローンに頼ってしまうのはちょっとリスクが高すぎるのではないかと思います。
一度の起業で、失敗したら人生が終わりというような博打のようなビジネスを創業するのはどうかと思います。
失敗してもまたやり直せるぐらいの余裕をもった独立開業であってほしい思います。
事業融資を受ける前に、もう一度より自己資金を効率よく貯められるようなホ方法を考えて見ることをお勧めします。