国民生活金融公庫(日本政策金融公庫)の普通貸し付けという融資があります。
明確な融資目的の定めがなく原則としてどのような利用目的でも融資が受けられるというものです。
事業資金の用途によらず色々な資金として融資をうけられますので、起業の時だけでなく、運転資金や設備投資などにも利用でき、色々な事業資金として利用できます。
最大融資額は4,800万円以内となっていて、運転資金にも利用できますし、車両やパソコンの購入代金といった設備資金などにも使うことができます。
事業資金の目的によって、返済の条件は異なってきますが、運転資金として事業資金融資をうける場合は、返済期間は5年以内(据置期間1年)となっています。
また設備資金として融資を受ける場合は10年以内(据置期間2年)となっています。
この2年もの返済据え置き期間は、非常にありがたいものですよね。
金利は条件によった多少違うものになりますが、利率は年1%台の後半~2%台後半と民間系の融資とと比べてかなり低利なので、事業資金としては有利です。
以下普通貸付についてのまとめです。---------------------
資金の使いみちは、運転資金、設備資金、特定設備資金
4,800万円以内 7,200万円以内
返済期間(うち据置期間) 5年以内(1年以内) 10年以内(2年以内) 20年以内(2年以内)