経営セーフティ共済で取引先倒産のリスクを回避しよう

とにかくとんでもない不況がきていて、先が見えない状況ですね。
まだまだこれからもっとたくさんの企業の倒産があると思われます。
なんといっても怖いのは、取引先の倒産で、代金が支払れないままになってしまうことですね。
連鎖倒産とかる危険は、とにかく増していますので、それに備える必要があります。
未払い金は、損金として計上できるとはいえ、資金の回収ができなければ、経営破綻に陥ります。
そんなときになんとか、運転資金を確保するためには、借り入れをする必要になりますが・・・
ただでさえ損失がでているのに、高い金利で融資を受けるのは経営の悪化を招きますし、このご時世、取引先が倒産した中小企業に融資してくれる銀行などありそうにもありませんよね。
こういう時に備えて、やはり重要なのは、リスクのための保険となるようなものを枯れておくことです。
「経営セーフティ共済」に加入しておくと、取引先が倒産した場合に、積み立てた掛金総額の10倍の範囲内（最高3,200万円まで）で回収困難な売掛債権等の額以内の貸し付けを受けることができます。
無担保無保証人で融資を受けられるので、これでなんとかしのげると思います。
積立額が少ないと、この効力も発揮できませんので、開業と同時にできれ加入しておきたいところです。
加入資格は、引き続き1年以上事業を行っている以下の中小企業者。従業員300人以下または資本金3億円以下の製造業、建設業、運輸業その他の業種の会社及び個人。
また、従業員100人以下または資本金1億円以下の卸売業の会社及び個人、従業員100人以下または資本金5,000万円以下のサービス業の会社及び個人、従業員50人以下または資本金5,000万円以下の小売業の会社及び個人。
となっていますので、個人事業主でも大丈夫です。
掛金は、5,000円から80,000円までの範囲内（5,000円単位）で自由に選べ不ことができますので、事業の規模に応じて積み立てできます。
加入後の増・減額もできますので、事業規模が大きくなったら、増やせばいいでしょう。
最大３２００万円の融資ですので、掛金は、総額が320万円になるまで積み立てることができます。
もちろん掛金は、税法上損金（法人）または必要経費（個人）に算入できるので、税金の面でも有利になりますね。