事業ローンのとても金利が低い国民生活金融公庫(日本政策金融公庫)で事業資金を調達するのは、何よりも事業の繁栄には有利なこととなります。
融資を受けるのが一見難しいように感じますが、けしてそんなことはありません。
基本的に、起業、独立するもの、すでに起業、独立開業しているものに、安く融資し、日本の経済発展に貢献してもらえる起業家を生み育てるのが目的ですから、融資する事自体には積極的なのです。
問題は、相手が公務員だと言うことです。公務員は、自分の印象や感よりも、書類を重要視します。
「こういう条件ならば融資ししてよい」という条件にそった書類をきちんとかいて提出されているかどうかが重要なのです。
事業資金の融資のの審査をパスするには、書類が重要です。もちろん書類だけで、実際は嘘ばかりだったというのでは問題ありませんが、自分の事業をしっかりと書類上に表現する事が大切です。
審査が通らないのは、もともと経営難で危機的状況で、とってつけたような申込だったり、ちゃんとした事業で、申込審査にパスできるものなのに、書類がそれ
を伝えていなかったりすれば、事業資金の融資はできないのです。
逆にいうと、書類さえ、国の事業資金融資の要件を満たしたいれば、公務員であるお役人は審
査を通さない訳にはいかないですし、またそれが後で失敗だったとしても、書類上の要件をクリアーしていれば、責任を問われることはないのですから、民間の
有志担当者よりも、本来は融資基準は厳しくないはずです。
まずは、窓口にいって相談して、申込のための書類をもらってくることがスタートですが、受け取る書類にぴっちり書いても、あまりスペースがないので、別紙も用意して、あなたの事業がいかに有望であるか、数字をあげて説明しましょう。
また、いきなり国民生活金融公庫の窓口に行かずに、地元の商工会議所にいって、相談してみてもいいでしょう。
商工会への入会も勧められると思いますが、国民生活金融公庫の申込にも積極的に相談にのってくれるのです。
会費も大した金額ではないですから、入会して色々な恩恵を受けた方がいいと思います。